基本中の基本!オリジナルTシャツの選び方!
オリジナルTシャツの選び方をお伝えします。
まず、Tシャツと一口に言っても、種類は幅広~くあります。
使い道によってもベストなTシャツは異なります。
すでに好みのTシャツが何かを把握していれば話は早いですが、まだあまり決まっていない方はぜひ、今回の記事でイメージを作ってくださいね。
ポイントとしては
・用途は?
・生地の選び方
・Tシャツの生地の重さ(厚さ)
さらに
・サイズにこだわること
・生地の編み方
・糸の太さ
■用途は?
まず、何に使いますか?Tシャツはオリジナルウェアの基本中の基本となる大事なアイテムです。
定番のクラスTシャツ(いわゆるクラT)から、部活やチーム、団体、企業やお店のユニフォームとして、イベント用の物販またはユニフォーム、友達とのお揃い、何かのお祝い、他にもたくさんの使い方が人それぞれあると思います。
そのシチュエーションを想像していただければ、どんなTシャツを選ぶのか少し決まってきますよね。
もし、分からなければスタッフが適切なものをご提案させていただくこともできます。お気軽にご相談ください。
■生地の選び方
デザイン性やカラーだけでなく生地の素材でTシャツの表現が変わります。着心地がよく生地のいいTシャツを作れば、長く愛用できますよ。
大きく分けて2つの生地から選ぶと分かりやすいでしょう。
それぞれのメリットとデメリットもご紹介します。
①コットン(綿)
定番中の定番!
メリット
肌触りが非常に良く、耐久性も十分にある。
吸水性が高いので、汗をしっかり吸ってくれる。
保温性と通気性を兼ね備えるので、夏も冬も快適に着られる。
デメリット
乾きにくく、汗をたくさんかくとべとつきの原因になる。
洗濯すると、縮むことがある。
シワになりやすく、色落ちをしていく。
お店の制服やユニフォームに適しています。また、イベント物販やアパレル商品はこの綿素材となる場合が多いです。
②ポリエステル(化学繊維)
いわゆるドライ素材とも呼ばれている吸汗速乾機能のものが多いです。
メリット
速乾性に優れている。
汗をかいてもシミにならず、夏場の暑い時期でも快適に過ごせます。
弾力性があるためシワがつきにくく、洗濯にも強い素材。
伸縮性があり、動きやすさに優れています。
デメリット
綿素材に比べると肌触りが悪く、静電気が起きやすい。
部活動や体育祭、スポーツクラブなどでお揃いのスポーツウェアを作るのなら、ポリエステル製のものを選ぶのがおすすめです。
また、綿素材よりも安値のもの多くコスパ的にも〇。
その他に、、、混合素材(コットン+〇〇)
混合素材とはコットンにポリエステルやレーヨンをブレンドした生地のことです。
コットンが多めの場合、
しっかりとした生地に仕上がります。
ポリエステルが多めの場合、
柔らかく軽い質感の生地になります。
一般的に、コットン35%+ポリエステル65%で作られた混合素材の生地は作業着に最適です。
つまり、
使う用途によって生地を選ぶと良さそうですね。
着心地が良く、毎日のように着る場合はコットン。
スポーツなど汗をたくさんかく場合はポリエステル。
作業着などの場合は混合素材。
生地の選び方もなんとなく分かっていただけましたか??
■Tシャツの生地の重さ(厚さ)
Tシャツの厚みを示す目安にオンス(oz)という表現があります。
Tシャツやポロシャツなどの商品名に「4.0oz」や「6.6oz」と記載されていますが、このオンスは生地の厚さを表す単位として記載されています。正確には重さを表す単位面積です。
この数値が大きくなるほど重くなり、生地は厚くなります。日本では重さと言えばグラム(g/平方メートル)が一般的ですが、Tシャツはアメリカから普及した製品なので、現在でもヤード・ポンド法で表記されています。
簡単ですが、、、目安として
3オンス~
かなり薄手、柔らかい、透けやすい、耐久性弱。
5.6オンス~ 最も選ばれているクラス、迷ったらコレ!
(※ただし、ポリエステル素材は綿より軽いため標準で通常でも4.1オンス~でこのクラス)
一般的な厚さ、普通の着心地、透けにくい(ただし、白生地など淡色は透けます)、耐久性十分。
6オンス~
厚め、ゴワゴワだがしっかりした生地感、透けにくい、耐久性高い。
※印象は人それぞれですのであくまで個人的感想です。
■サイズにこだわること
自分の好みのサイズやシルエットを考えておくと良いですね。商品ページにサイズ詳細がありますのでお手持ちにお気に入りのTシャツを測って比べてみるのも分かりやすいかも。
■生地の編み方
何と、生地の編み方があるなんて・・・!!
買い物をする時に編み方のチェックとかしないけど、デザインを見た時に編み方によって感じ方が変わるんだろうなと思いました。
これは説明よりも生地を見た方が断然わかりやすい!
見てみると、あ~この生地ね~!と思いますよ。
綿とポリエステルの代表的な2つをご紹介いたします。
天竺編み
綿のTシャツはほとんどこの編み方です。
横編みの最も基本的な編組織で、正式名称は“平編”。編み地は薄く、広範囲に使用されています。表側の編み目はV字型に、裏側の網目は半円状に見え、表裏で違えた表情が特徴的です。
綿素材はおなじみの素材につき、着心地の柔らかさが特徴です。
ポリエステルメッシュ
ポリエステルメッシュ系のドライ生地では基本の編み方です。
薄くて軽い、ポリエステル100%のドライ生地の種類です。
吸水速乾性に優れ、汗を素早く乾かしムレないため涼しいです。
熱もすばやく分散させるため、熱中症予防などに有効とされています。
また、ポリエステルにはUVカット機能が備わっていることから、紫外線を防ぐ効果もあります。
とにかく涼しさ最優先の方はメッシュがおすすめです!
■糸の種類
どこの糸じゃ・・・と思うくらいに
糸の種類とか考えたことがなかった。。。。
どうもTシャツ自体を作り上げている糸の種類とのこと!
同じ編み方でも糸の太さによって印象や生地の風合いが変わるってことですね!
糸の種類は大きく分けて3つ!
・カード糸
多くのTシャツで使われています。
Tシャツ生地はやや硬めの触り心地に仕上がります。
・コーマ糸
コーマ糸は、糸をとかすようにして少し削って作ります。
こうすることで毛羽立ちが少なくなり、生地を編んだときに布にツヤが出やすくなります。
コーマ糸は製造工程が多い分高額になりがち。
・セミコーマ糸
カード糸とコーマ糸のいいとこ取りのような素材!
コーマ糸に比べるとクシで削る量は少ないものの、カード糸に比べると毛羽立ちが少ないのが特徴的。
コーマ糸の生地よりも安く製造でき、十分なクオリティを確保できます。
いかがでしたか?
Tシャツを選ぶと言っても、色んなポイントがあることが分かりましたね!
この選ぶポイントを読んで、商品ページを見てみると、あ~なるほど~分かりやすいなぁ~と感じていただけると思います。
それでも迷うことはあると思います。
そんな時には遠慮なくご相談くださいね!